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Bruno Allion

ブルーノ・アリオン
France, Loire,

Bruno Allion
ブルーノ・アリオン

産地:ロワール地方/テゼ村

「ビオディナミスト栽培家が踏み出したワイン造りへの道」

ロワール地方中部の主要都市トゥールから東に約40kmのThésée(テゼ)村に、ブルーノ・アリオンの蔵はあります。
家族代々営んできた蔵をブルーノが引き継いだのは1978年、19歳の時です。当時は協同組合にブドウを売っていました。その頃はまだ除草剤などの使用が広まる前で、昔ながらの栽培をしていましたが、病気や害虫による生産量ダウンを避けるために開発された近代化農業を組合が推奨したことによって、1986年から10年間は合成化学物質から作られた農薬を使いました。
この頃、アメリカを始めとした国々で、いったん認められた農薬のいくつかが、毒性が高いという理由で使用を制限されていったことがきっかけとなり、ブルーノは、環境問題や人体への影響を心配するようになりました。
ヴィニュロン仲間の一人、隣村でビオディナミ栽培をするミッシェル・オージェに相談し、結果として「自然環境」と、「消費者、そしてブドウを育てる自分たちの健康」を考えて、1995年に除草剤の使用を中止しました。
決断した後の対応はとても敏速で、すぐビオディナミに切り替え、1997年には「デメテール」を取得しました。現在所有する13haのブドウ畑は全てビオディナミによって栽培されています。
蔵ではブドウ栽培の他に、リンゴ園で取れるリンゴからジュースを生産したり、蜂蜜作りのための15箱の巣箱や、10羽の鶏、3羽のガチョウ、そして豚1頭を飼う農場となっています。
ブドウ栽培面積13haの内、自社で醸造するのは約2.5ha。残りはブドウを販売しています(パスカル・ポテルらの自然派のヴィニュロンや協同組合へ)。

ブドウ品種の内訳:
ソーヴィニョン7.5ha、ガメイ2.5ha、コ(マルベック)1.7ha、カベルネ0.8ha、ピノ・ドニス0.3ha。

★栽培の主な作業
•畝と畝の間に自然に生える草花を残して水分を吸収させる。
•春、土起こしの後、ビオディナミで使う牛糞の調剤500番を撒く。
•春と秋に水晶の調剤501番を撒く(秋に撒く方がウェイトが高い。)
•ボルドー液の使用は年に3~5回とビオディナミの許容量よりも少なく、そして硫黄も1ha当たり2~3kgと使用量が少ない。
•ブドウの生育に応じてトクサ、柳、イラクサを煎じて利用。
•不定期だが、必要に応じて秋に有機肥料を施す(1.5t/ha)。

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