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TERENZUOLA

テレンツォーラ
Italia, Liguria e Toscana,

TERENZUOLA
テレンツォーラ

産地:トスカーナ州

テレンツォーラは、現在のトスカーナ州北部とリグーリア州南部の間、アペニン山脈、アプアーノ・アルプス地方とリグーリア沿岸に囲まれたかつてルニジャーナ州と呼ばれたところに位置します。この名前は紀元前のローマ時代の古い港町、「ルーニ」から来たものと伝えられ、ローマ時代の遺跡が現在も多く残っています。海から車で5分、標高350mのDOC Colli di Luniの中心部 Fosdinovoフォスディノーヴォが本拠地です。

1929年のアメリカ大恐慌で、イヴァンの祖父、ルイージがニューヨークからイタリアに帰国。その後、家族経営の農家を始めました。3代目のIVAN GIULIANI(イヴァン・ジュリアーニ)は、大学在学中に家族が所有していた小さなブドウ園を受け継ぐことを決意し、大学を中退。その後、フリウリ、スロヴェニアの造り手達と触れ合う機会もあり、目指す方向性も定まり、ワインの自社販売を開始しました。今ではオリーブオイルとハチミツ、規模は小さいですが家畜の飼育もするワイナリーに変えました。当時3haだった所有地も徐々に増やし、今では8haを所有、10haを借りて手入れしています。

Terenzuolaの農場は、その昔、「3つの大地」を意味する”Trenzola”と呼ばれていたそうで、それが由来となっています。

The choice of Ivan Giuliani
1993年にイヴァンは、初めての収穫とワイン造りをし、地元のレストランに販売していました。初めのうちは、大学での勉強のかたわらしていた仕事だったのですが、1995年に兵役でフリウリとスロヴェニアに赴き、日々を葡萄畑に囲まれて暮らし、美しい国境沿いの造り手達と触れ合ったり、週末にワイン造りを教えてもらったりしているうちに、環境にやさしい栽培や土地に根ざした情熱の意味を学び、一生ワイン造りをすることを決めました。地元に戻った私は、新たな畑に植樹を始め、ヴェルメンティーノを完熟させることで品種的に出やすい苦味を押さえ、複雑なアロマを引き出しました。こんな形で私のワイン造りのスタイルが出来上がってきたのです。
私は、Fosdinovo、CastelnuovoそしてSarzanaの丘のふもとで樹齢の高い樹を探し始めました。1999年の収穫は、量的にも質的にも良い結果となり、もう少し畑を増やし、納屋をワインセラーに作り変えるプロジェクトもスタートしました。 2004年には、10haあまりの畑を手入れし、スタンダードラインと上級ラインを造り分けました。 2006年には、“国境のない”プロジェクトを始めました。それはリグーリア、トスカーナではなく、Luni,やCandia、LunigianaとCinque Terreのワインを造るということ。このようにして、150年前と同じようにLunigiana ルニジャーナとして捉えたアプローチを始めたのです。
2007年の収穫時には、15haほどの畑を育てていました。そんな時、旧知の友人であるMarco Nicoliniがプロジェクトに参加してくれて、私たちは一緒に畑作業をしたり、建物やセラー設備も整えました。また同じ年に私は、Giuliani e Pasiniという名の会社をCinque Terreチンクェ・テッレのRiomaggioreリオマッジョーレに設立しました。これは友人で心臓学者のEvasio Pasiniエヴァージオ・パジーニが勧めてくれたプロジェクトで、土地と伝統に強く根付きながら、白ワインとシャッケトラを革新し始めています。