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Jean-François Ganevat

ジャン・フランソワ・ガヌヴァ
France, Jura,

Jean-François Ganevat
ジャン・フランソワ・ガヌヴァ

産地:ジュラ地方南部/ロタリエ

「JURA 南部の雄!」

高い樹齢、厚みとミネラル、飲み手を魅了する圧倒的な存在感・・・。
名実ともにジュラを代表する造り手です。

ジュラ地方南部ロタリエ、1650年創業14代目当主のジャン=フランソワ・ガヌヴァ。(愛称:フォンフォン)
1982-1989年、父と共に働きキャリアをスタート。その後、ボーヌの醸造学校で学び、シャサーニュ=モンラッシェのジャン=マルク・モレで9年間勤め、1998年に蔵に戻りました。
蔵に戻ると、ビオロジック→ディオディナミ栽培に力を入れ、昔から植わっている地品種も大事にし、ワイン造りを始めました。マルヌ・ブルー、マルヌ・ブランシュなどの特色ある土壌、樹齢 50〜100年の樹齢、地品種。代々受け継いできた恵まれた環境の上、自身の才能を存分に発揮して魅力あるワインを多種類リリースしています。

ウイヤージュ(蒸発した分を注ぎ足すこと)ありのもの、ウイヤージュなしで酸化熟成させたもの(ヴァン・ジョーヌほか)、樽も小樽、中樽、アンフォラなど、ワインの仕上がりイメージに合わせて様々なサイズを使っています。地下3層ほどに広がる充実のセラーは、きれいに手入れされていて、コワモテな彼の繊細な一面が伺えます。

近年は、妹のアンヌとともにネゴス部門を立ち上げ、葡萄の収穫が少ない年でも面白いワインをリリースできるよう彼ら流のスタイルで幅を広げています。

少ない生産量の中、世界中から引っ張りだこのワインを分けてくれているフォンフォンと人のご縁に感謝したいと思います。

〈栽培・醸造〉

白は、300~500Lの樽で2年熟成、赤は開放発酵樽で発酵後、ブルゴーニュ型の樽で1年熟成してリリースというのが基本になっていますが、特別キュヴェ ヴィーニュ・ド・モン・ペールは、注ぎ足しをしながら130ヶ月小樽熟成。ヴァン・ジョーヌは、注ぎ足しナシで8年熟成です。

赤は、じんわり旨み系。白は、ミネラリーな余韻が伸びるエレガントなスタイルです。(風味、存在感は 充実。)V.V.に向かって行くに従って、芯のミネラルと余韻の質感が上がります。特に黄色系のワインは、事前に抜栓しておいて(温度も高めに)、風味を最大限 に引き出すことをオススメします。(1週間くらい経ったほうが美味しかったりします。)
土壌

マルヌ・ブルー、マルヌ・ブランシュと呼ばれる青色、白色土壌がありますが、元々は、石が青色、白色だったようです。
白系 マルヌ・ブランシュ 石灰質にはシャルドネ
青系 マルヌ・ブルー には、緑色のサヴァニャンがよく合う
ということでそれぞれ土壌によって植え分けられています。

シャモワ・デュ・パラディ
シャルドネ 1949年植樹 赤色 粘土石灰質

グリュッス・オン・ビヤ
シャルドネ 1960年植樹 片岩(シスト)、泥灰土

レ・シャラス V.V.
シャルドネ 1902年植樹 灰色 泥灰土

レ・グラン・テップ V.V.
シャルドネ 1902年植樹 白色 泥灰土

レ・シャラス マルヌ・ブルー
サヴァニャン 1933年植樹 青色 泥灰土

ヴィーニュ・ドゥ・モンペール
サヴァニャン 1930年植樹 片岩(シスト)、泥灰土

ヴァン・ジョーヌ
サヴァニャン 1948年植樹 青色 泥灰土

キュヴェ・ジュリアン ピノ・ノワール 1977年植樹 粘土石灰質
オン・ビヤ 1990年植樹 片岩(シスト)、泥灰土

プラン・シュッド
トゥルソー 2000年植樹 灰色 泥灰土、小石

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